2021/08/16 14:21


スニーカーオールソールの施工例のご紹介です。

履いても履かなくても劣化していってしまうのがスニーカーですが、革靴と同様にスニーカーもオールソールができるものもあります。
ソールの劣化は避けることができませんが、アッパー部分が、まだまだ綺麗な状態なのに捨ててしまうのはもったいないと思いませんか?


ソールが劣化し履けなくなってしまったスニーカーも、新しいソールでリペアすることが可能です。

CONVERSEのONE STARの施工例です。
アッパーの部分はまだしっかりとしていますが、ソールが劣化してしまっています。


まずは、ボロボロになってしまっているソールを剥ぎます。
カップソール上部に革を巻き、Vibram705c をオパンケ縫い(サイドマッケイ)オールソールしました。



【 BEFORE 】アッパーの状態はいいのですが、ソールの部分がバキバキに割れています


【 AFTER 】革を巻き、カップソールをオパンケ製法にて専用のミシンで縫い付けてあります

ライニングの色と巻き革、ソールの色を合わせて仕上げております。



続いてのスニーカーオールソールの施工例は、VANSです。
こちらもCONVERSE / ONE STARの施工例と同様に、Vibram705c のカップソールを使用しオールソールしております。

カップにはめ込め、側面のラインに合わせて縫い合わせています。

今回の修理で使用したVibram 705c の白のカップソールは、2色使いになっておりますが、今後は単色のデザインへと切り替わります。
現行品の在庫がなくなり次第随時変更とさせていただきます。



お気に入りの1足をカスタムしてみてはいかがでしょうか。


DICE fatory